ポスト投函で届いた花に最初にすること
花の定期便はポストに投函される形式が多く、届いたときには箱の中で水が切れた状態です。そのまま器に挿すと、持ちが短くなります。
この記事では、箱を開けてから飾るまでにやることをまとめます。最初の30分で、その後の持ちが変わります。
結論:飾る前に、水を吸わせる
順番はこれだけです。
- 箱から出して、包みをほどく
- 茎を水の中で切る(水切り)
- 深めの水に30分ほど浸ける(水揚げ)
- 器に合わせて長さを整えて飾る
いきなり4から始めないでください。2と3を飛ばすと、花は水を吸えないまま飾られることになります。
1. 箱から出す
まず包装をほどきます。保水用のゼリーやスポンジが付いている場合は外します。
この時点でしおれて見えても、判断を急がないでください。配送中の水切れで一時的にうなだれていることがあります。次の手順で戻る場合があります。
2. 茎を水の中で切る(水切り)
ここが一番効きます。空気に触れた切り口は、水を吸い上げにくくなっています。水を張ったボウルやシンクの中で、茎の先を1〜2cm切り落としてください。断面が新しくなり、水を吸えるようになります。
切るときは斜めに入れます。断面が広くなり、器の底に密着して塞がるのも防げます。
はさみは、よく切れるものを使ってください。茎をつぶすと、その部分が水を通しにくくなります。
3. 深めの水に浸ける(水揚げ)
水切りをしたら、深めの水に30分ほど浸けます。バケツや深めの器に、茎が半分ほど浸かる量の水を入れてください。
しおれていた花は、この段階で戻ることがあります。戻らないと決めるのは、数時間おいてからにしてください。
4. 器に合わせて飾る
水を吸わせたら、飾る器に合わせて長さを整えます。
器の高さに対して茎が長すぎると倒れます。花瓶がない場合、空き瓶やコップで十分ですが、その分だけ茎を短く切ってください。
水に浸かる部分の葉は取り除きます。葉が水に沈んだままだと傷み、水が濁って花の持ちが落ちます。
定期便を続けるなら
届くたびに同じ手順を繰り返すことになります。先に道具を揃えておくと、届いた日の負担が下がります。
- よく切れるはさみ(花ばさみでなくてもよい)
- 深めの器かバケツ(水揚げ用)
- 飾る器(空き瓶で代用可)
長く持たせる手入れは切り花を長持ちさせるにまとめました。
まとめ
- ポストに届いた花は水が切れています。飾る前に、水を吸わせてください。
- 手順は、水の中で茎を斜めに切る(水切り)→ 深めの水に30分ほど浸ける(水揚げ)→ 長さを整えて飾る、です。
- しおれて見えても、水切りと水揚げで戻ることがあります。判断は数時間おいてからにしてください。
よくある質問
届いた花はすぐ飾ってよいですか。
先に水を吸わせてください。箱の中では水が切れているため、そのまま器に挿すと吸い上げが弱いままになります。茎を水中で切り、深めの水に30分ほど浸けてから飾ると持ちが変わります。
茎はどこで切りますか。
水の中で切ります。空気に触れた切り口は水を吸いにくくなるため、水中で切って断面を新しくします。斜めに切ると断面が広がり、吸い上げやすくなります。
しおれていたら捨てるべきですか。
急がないでください。配送中の水切れでしおれて見えることがあります。水切りをして深水に浸けると戻る場合があります。数時間おいて判断してください。
花瓶がない場合はどうしますか。
空き瓶やコップで代用できます。茎の長さに対して器が浅すぎると倒れるので、茎を短く切って高さを合わせてください。