切り花を長持ちさせる|水換えと切り戻し
飾った花が数日でうなだれてしまう。この記事は、その原因と対処をまとめたものです。
切り花が早く傷む理由は2つです。水の中で雑菌が増えること、そして切り口が詰まって水を吸えなくなることです。やることは、この2つを潰すだけです。
結論:水を換えて、切り口を新しくする
- 水を毎日換える
- 2〜3日に一度、茎の先を切る(切り戻し)
- 水に浸かる葉を取り除く
- 置き場所を選ぶ
特別な道具も薬品も要りません。この4つで持ちが変わります。
1. 水を毎日換える
花瓶の水は、見た目がきれいでも雑菌が増えています。雑菌は茎の切り口を詰まらせ、水を吸い上げられなくします。
換えるときは、水だけ入れ替えるのではなく、花瓶の内側をこすって洗ってください。ぬめりが残っていると、新しい水もすぐに傷みます。
夏場は特に早く傷みます。1日に2回換えても無駄にはなりません。
2. 切り戻しをする
水を換えるときに、茎の先を1cmほど切り落とします。断面が新しくなり、また水を吸えるようになります。
届いたときと同じく、水の中で、斜めに切ってください。
毎回でなくても構いません。2〜3日に一度を目安に、うなだれてきたと感じたタイミングで行うのが実際的です。
3. 水に浸かる葉を取り除く
葉が水に沈んだままだと、そこから傷んで水が濁ります。水面より下に葉が来ないよう、あらかじめ取り除いてください。
見落としやすいのは、飾ったあとに水位が下がって葉が浸かるケースです。水換えのときに確認してください。
4. 置き場所を選ぶ
温度が高いほど、花は早く咲いて早く終わります。長く楽しみたいなら、涼しい場所に置いてください。
避けるべき場所は3つです。
- 直射日光の当たる窓辺:温度が上がり、水も傷みます
- エアコンの風が当たる場所:花びらから水分が奪われます
- 暖房器具のそば:同じ理由です
果物の近くも避けてください。熟した果物から出るエチレンガスは、花の老化を早めます。
それでも早く終わる花はある
手入れをしても、種類によって持ちは違います。数日で終わる花もあれば、2週間持つ花もあります。
定期便で届く花は、季節と仕入れによって内容が変わります。持ちの短い花が入っていた回を「品質が悪い」と判断するのは早いことがあります。
定期便を続ける前提で考える
毎回この手入れが発生します。水換えを続けられるかどうかが、定期便が続くかどうかを決めます。
逆に言えば、手入れが習慣になれば、花は長く持ちます。1回あたりの満足度が上がり、費用に対する納得感も変わります。
まとめ
- 切り花が傷む原因は、水の雑菌と、詰まった切り口です。水換えと切り戻しで、その2つを潰します。
- 水は毎日換え、花瓶の内側も洗ってください。切り戻しは2〜3日に一度、水の中で斜めに切ります。
- 直射日光、エアコンの風、暖房器具のそば、熟した果物の近くを避けてください。涼しい場所ほど長く持ちます。
よくある質問
水は毎日換えたほうがよいですか。
できれば毎日換えてください。水の中で雑菌が増えると茎の切り口が詰まり、水を吸い上げられなくなります。夏場は特に傷みが早くなります。
切り戻しはどのくらいの頻度でしますか。
水換えのたびに、茎の先を少しずつ切るのが基本です。毎回でなくても、2〜3日に一度は断面を新しくすると持ちが変わります。
花を長持ちさせる置き場所はどこですか。
直射日光、エアコンの風、暖房器具のそばを避けてください。温度が高いほど早く咲き、早く終わります。涼しい場所のほうが持ちます。
延命剤は必要ですか。
なくても持ちます。水換えと切り戻しのほうが基本です。市販の延命剤を使う場合は、規定の希釈で使ってください。